おふでさき第二号(その7)

今回は三七首目よりスタートします。 三七 にち〳〵によりくる人にことハりを ゆへばだん〳〵なをもまあすで 日々に寄り来る人に断りを 言えば段々尚も増すで 三八 いかほどのをふくの人がきたるとも なにもあんぢな神のひきうけ 如何程の多くの人が来るとも…

おふでさき第二号(その6)

今回は三一首目から進めます。 三一 これからハからとにほんのはなしする なにをゆうともハかりあるまい これからはカラと二ホンの話しする 何を言うとも分かりあるまい 三二 とふぢんがにほんのぢいゝ入こんで まゝにするのが神のりいふく トウジンが二ホン…

おふでさき第二号(その5)

今回は二五首目から始めます。 二五 高山のをいけにハいた水なれど てバなハにこりごもくまぢりで 高山のお池に湧いた水なれど 出端は濁り芥混じりで 二六 だん〳〵と心しづめてしやんする すんだる水とかハりくるぞや 段々と心鎮めて思案する 澄んだる水と…

おふでさき第二号(その4)

今回は十八首目から始めます。 十八 なにゝても神のゆう事しかときけ やしきのそふぢでけた事なら 何にても神の言う事しかと聞け 屋敷の掃除でけた事なら 十八 もふみへるよこめふるまないほどに ゆめみたよふにほこりちるぞや もう見える横目振る間もない程…

おふでさき第二号(その3)

今回は十三首目から始めます。 一三 はや〳〵とをもてでよふとをもへとも みちがのふてハでるにでられん 早々と表出ようと思えども 道が無うては出るに出られん 一四 このみちをはやくつけよとをもへとも ほかなるとこでつけるとこなし この道を早く付けよう…

おふでさき第二号(その2)

前回は一~一〇首までを考察しました。今回はその続きです。 一一 一寸はなしのぼせかんてきゆうている やまいでハない神のせきこみ 一寸話しのぼせかんてき言うている 病ではない神の急き込み 一二 たん〳〵としんぢつ神の一ちよふ といてきかせどまだハか…

おふでさき第二号(前回の続き)

前回はおふでさき第二号の一~一〇首までに登場する「上」が誰を指すか、について主に述べました。 今回は②「こうき」とは?とその他諸々について述べていきたいと思います。 「こうき」についてですが、先ずこれに充てる漢字について、これは二代真柱、中山…

おふでさき第二号

ではおふでさき第二号について考察して行きたいと思います。おふでさき第二号はその冒頭に「明治2年3月」と書かれているとおりおふでさき第一号が書かれた2か月後に執筆されたものです。 ちなみに秀司先生とまつゑさんが結婚されたのは明治2年だそうですが、…

おふでさき第一号(まとめ)

前回までおふでさき第一号について、私見を含みつつではありますが考察してきました。第一号を大まかに纏めると、 ①親神様が表にあらわれた理由。 ②陽気づくめの世界とは。 ③つとめとは? つとめの意義。 ④高山布教。 ⑤屋敷の掃除。 になるかと思います。特…

おふでさき第一号(その4)

前回はおふでさき第一号の二十一~四十四首目までを述べてきました。今回はその続きです。 四十五 よろづよのせかいぢふうをみハたせバ みちのしだいもいろ〳〵にある 万世の世界中を見渡せば 道の次第も色々にある 四十六 このさきハみちにたとえてはなしす…

おふでさき第一号(その3)

前回はおふでさき第一号の九~二十首目までを述べてきました。今回はその続きです。 二十一 このよふハりいでせめたるせかいなり なにかよろづを歌のりでせめ この世は理で責めたる世界なり 何か万を歌の理で責め 二十二 せめるとててざしするでハないほどに…

おふでさき第一号(その2)

前回はおふでさき第一号の一~八首目までを述べてきました。今回はその続きです。 九 だん〴〵と心いさんてくるならバ せかいよのなかところはんじよ 段々と心勇んで来るならば 世界世の中所繁盛 十 このさきハかくらづとめのてをつけて みんなそろふてつと…

おふでさき第一号

おふでさきはその殆どがひらがなで書かれており、かつ現在は全く用いない仮名づかいが使われているため、読むこと自体が難しく感じられます。そこで原文の次に、小生の解釈で現代文風に漢字を交えて書き換えたものを付け加えました。これにより難しく感じら…

ごあいさつ

当記事にご訪問頂きありがとうございます。白いうさぎです。 このブログは天理教の教理に関して、白いうさぎがつらつらと私的な意見を交えつつご紹介していく内容となっています。天理教に関心を持って頂くうえで少しでも参考になれば幸いです。 まず最初に…